2021.09.29

学連役員募集のお知らせ

皆さんは、大学バスケの世界がどのように運営されているかご存知でしょうか?

実は、100校以上が所属するこの関東大学バスケ界、各大学のバスケ部から派遣された学生が中心となって運営させているんです!その運営している学生の団体を、学連といいます!


大会時には、会場の設営だけでなく、各部署に分かれて受付でチケットを販売したり、試合のスタッツを取ったり、会場内で問題がないか監視したりするなど、大会に関わる全てのことを管理しています。


ただ、活動はそれだけではありません!大会が無い時期には、次の大会に向けて体育館を予約したり、渋谷区にある学連事務所にてプログラムを作成したり、資料を作成したりと、事務的な地味な作業が多かったりもします。


学連には様々な大学の人が集まり、大学バスケを盛り上げるために活動しています、それぞれモチベーションは異なりますが、目指していることは一緒です。大会運営に興味がある、学連として活動してみたい方は、ぜひご連絡ください!


学連役員募集のお知らせ 第1弾はこちら

総務部・財務部編


<各部署の主な仕事内容について>

 


今回、学連役員として活動するお二人にお話を伺いました。 


自己紹介をお願いします。


西尾:昨年度、関東大学バスケットボール連盟の学生委員長を務めさせていただきました、東海大学4年生の西尾知夏(にしおちなつ)です。学連では、渉外部で活動しています。


谷嶋:専修大学4年、広報部の谷嶋瑞希(やじまみずき)です。


学連を始めたキッカケは?


西尾:私自身、高校までバスケットボールをプレーしていたんですけど、大学ではプレーはもういいかなと思ってました。ですがその中で何かバスケットボールに関わることができないかと大学のバスケ部のHPを見ていた時に、スタッフ募集の中に学連役員というのがあって。東海大学では学連なら女性も活動できることを知って、学連役員を志望した形です。


谷嶋:僕も西尾と一緒で高校までプレーしていたんですけど、そこまで試合に絡む選手ではなかったんです。ただ、漠然と大学でもバスケットボールに関わりたいなと想いはあって。そうしたら高校のコーチが学連OBだったので、お話を聞いて学連に加入することにしました。


学連でのお仕事はどのようなものを?

 

西尾:渉外部では、大会前の期間では各大会の協賛企業の獲得とプログラムの作成が大きな仕事です。制作会社とやり取りをしながら、情報を各大学から集めて、プログラムの作成を行います。大会中は受付で活動をしていて、試合会場に来られたお客様にチケットやプログラムを販売しており、1番最初にお客様に触れる場所で仕事をしています。


谷嶋:広報部はTwitterやホームページの運用を通年で行っています。大会期間中はスタッツを取ったり、テレビや報道関係者の方とやり取りをして調整したりなどをしています。連盟の顔としての活動が多いのかなと思いますし、それに伴う責任を持って仕事をしています。

 


学連の活動でキツかったエピソードはありますか?


西尾:学連の中でも企業の方とやり取りをすることが多い部署なので、社会にいきなり放り出された感じがして。学生ではできない経験をさせてもらっていて、良い面も多いんですけど、怖さはありますね。自分たちの対応一つで協賛に関わることが大きく動いてしまう可能性もあるので、そこはすごく責任感を持って注意しながらやらなきゃいけないところだと思っています。


谷嶋:一年生の頃、雑用が多かった事はきつかったですね。

あと、エピソードとしては、1年生の時に間違えてスプリングトーナメントのスタッツを全試合分消してしまったことがあって。もちろんその件でも怒られたんですけど、その後の手作業での復旧も遅くなってしまって、会場準備中に先輩からメチャクチャ怒鳴られたんです。大学時代誰かから怒鳴られた事は後にも先にもその時だけですね(笑)

もちろん、今振り返れば悪いのは僕ですし、その件もあってもっと真摯に取り組むようになったので、成長させてくれた一件だったと思います。


では、逆に楽しかったエピソードややりがいはありますか?


西尾:そうですね、受付なので試合を見る機会は少ないんですけど、受付という皆様の反応をよく見れる場所、お客様に触れる場所にいるので、そこで帰る時に良い顔をしている選手や、楽そうな顔をされているお客様をみると凄く嬉しいですね。


谷嶋:僕の場合、お客様に直接接する機会は少ないんですけど、SNSで多くの反応をもらえたりすることは非常に嬉しいですね。引用RTとかも全部チェックしていますし。

あとはやっぱり自分のチームが勝つと嬉しいです。


 

学連をやっている中で、支えとなったものは?


西尾:1つは、一緒に学連活動をしている同じ連盟役員の人たちの存在が大きいかなと思います。同期の子や後輩の子たちも含めて、みんなが頑張ってるから自分も頑張ろうっていう気持ちになるので、そこは目標や向かう場所は違っても、同じ志を持って頑張ってる仲間と一緒に活動できるところはすごく心の支えになっているかなと思います。

もう1つが、今は離れて暮らしているんですけど、家族が私の、学連の状況とかをすごく心配したり聞いてくれたりして、すごい私の活動のことに理解をして応援してくれているんです。家族が支えてくれていることも大きな支えですね。

谷嶋:やっぱり一緒に活動している人たち、特に同期ですね。やっぱり3年以上苦楽を一緒に経験しているので。みんな良い人なので心から信頼できる人たちだと常々思っています。


 

今後の目標などはありますか?


西尾:今バスケットボール自体がとても注目度が上がっていて、大学バスケにも目が向けられる機会も増えてきたと思っています。ですので、より情報発信や大会運営の充実化、活性化を図っていきたいなと思います。


谷嶋:具体的な目標は無いんですけど、大学バスケを盛り上げられたらなと思います。昨年取材撮影規定も変更したので、よりSNSの活性化を促せたらなと思っています。


学連に求める人材は?


西尾:協調性や主体性、責任感がある人ですね。やはり多くの人が関わっている仕事なので、そこは大切にしてほしいです。


谷嶋:根性がある人ですね!地味な仕事が多く、キツイことが多いことは事実です。ですがそれをやり切って乗り越えられる人と、一緒に仕事をしたいなと思ってます。


 

最後に、学連を考えている1年生、高校生にメッセージをお願いします。


西尾:学連活動は、最初に思い描いていた楽しいこと、キラキラしたことばかりではなくて大変なことつらいこともきっとあると思います。でもそれを上回るくらい、自分が楽しいと思えたり、熱くなれたり、あとはすごく大きな学びもあったりして、プラスになることがとてもいっぱいあります。責任が大きいことではあるんですけど、それをやり遂げたら、得るものもすごく多いし、そういうところを目標にして、夢をもって学連に入ってくる子が多いので、その夢をかなえるための自分のステップアップする場所として、切磋琢磨していけたらいいなと思います。一緒に頑張りましょう!


興味のある学生、バスケットボール部員がいましたら、学連役員まで声をおかけ下さい。学連事務所までご連絡頂ければ、丁寧に説明させて頂きます。お気軽にお問い合わせ下さい!



<お問い合わせ>

Tell:03-5459-3557

Mail:team.kcbbf@gmail.com

担当者:阪上 彩夏  

Writer
谷嶋 瑞希(ヤジマ ミズキ)

おすすめのコラム・動画