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【第99回リーグ戦 注目選手】順天堂大学#55 戸笈悠稀選手
スピードと得点力を持ち味とし、スプリングトーナメントで1部撃破に大きく貢献した順天堂大学のキャプテン#55戸笈悠稀選手。
順天堂大学の攻撃の核となる戸笈選手にお話を伺った。
――幕張総合高校から順天堂大学に進学した理由
順天堂大学がスピーディーな展開の速いバスケットをされていて、自分自身スピードと外角のシュートには自信があったので、自分に合っているかなと思い進学しました。
――これまでの大学生活を振り返って
1年生の時の4年生がすごく上手で良い練習になったんですけど、2年生の時から下級生チームになって自分もやらなくちゃいけない状況になったっていうのが印象的です。
去年のリーグ戦は怪我が多かったので、今年は怪我に注意して頑張りたいと思います。
――順天堂大学のスタイルとは
順天堂大学は、ガード陣がスピードでどんどん切り込んでいって、5人がスリーポイントが打てるところが特徴です。
速い展開にもっていってキックアウトからのスリーを打つ、点を取られてもすぐ取り返すイメージのチームだと思います。
自分たちチームでのディフェンス練習っていうのが特になくて、ゲームをやりながら個人個人でディフェンスを伸ばしていくスタイルなので、日々の練習でも1対1からワンアームでハードにディフェンスをするということは意識しています。
自分たちは全体練習が短くて、自主練に時間を多く割いているので、短い時間で集中して濃い練習を終わらせて、自主練の時間を長くとって個人個人の足りないところを補うというのを重要視してます。
――スプリングトーナメントを振り返って
速い展開であったりシュート力っていうのは発揮することができたんですけど、フィジカルコンタクトであったり高さの部分で負けている部分が顕著に見られたので、そこをどうカバーしていくかっていうのがスプリングトーナメント以降の課題として挙げられました。
――1部大学撃破の要因
やはり、速い展開のバスケットっていうのはどのチームにも負けない自信がありますし、試合に出ている5人がスリーを打てるっていう強みを活かして、フリーになったらスリーを打つっていうのを簡単にやるっていうのを意識していました。
――キャプテンとして意識していること
自分は、ディフェンスもそうなんですけど、特にオフェンスで速い展開にもっていきながら得点を重ねるっていうのをキャプテンとしてもやらなくてはいけないと思っていますし、どんな相手につかれようがどんなハードなディフェンスをされようが得点を重ねるっていうのはキャプテンとしてやらなくてはいけないと思っています。
――自身の目標
プロバスケットボール選手になりたいです。
リーグ戦いかに勝ち切ってアピールできるかっていうのを頑張りたいと思います。
――リーグ戦を勝ち抜くために欠かせないこと
去年のリーグ戦では、スタートメンバーの3人とか4人が入れ替わりで怪我をすることがすごく多かったので、いかに怪我をせずにフルメンバーで戦い続けることができるかっていうのが1部昇格・インカレ出場に欠かせないことだと思います。
――順天堂大学の注目選手
一人は、4年生の#13中川拓人で、去年のリーグでは怪我してしまってあまり試合に絡めなかったんですけど、スプリングトーナメントでは主力として一緒に試合に出てとても頼りがいがあったので、4年生として最後自分たちの力で目標を達成したいと思います。
もう一人も4年生で、いつも自分とペアでシューティングをしている#1の伊藤将樹です。彼はチームで1番シュートが上手いので、4年間一緒にやってきた信頼も厚いですし、試合時間が少ない場面ではとても頼りにしてます。
最後は、2年生の勅使河原ですね。ビックマンがいない中で1番サイズのある選手なので、下から声を出してくれますし、それこそ何でもできる選手なので、自分がいるうちに1部とかインカレを経験させてあげたいと思います。
――リーグ戦の目標
1部昇格をして、インカレ出場したいと思います。
スプリングトーナメントでベスト8っていう結果残している関東学院大学には、去年も一昨年もリーグでは1度も勝てていないので、そういった意味でもライバル視しているところはありますし、自分が大学にいるうちに1回は勝ちたいなと思うので、今年こそ2連勝したいと思います。
スプリングトーナメントでは1部所属大学を撃破しその実力を証明した順天堂大学。
インカレ出場、それは夢ではなく目標に変わった。