コラム・動画
【第99回リーグ戦 注目選手】筑波大学#2 木林優選手
昨シーズンまではケガに悩まされたが、広いシュートレンジを活かして内外問わず得点できる筑波大学の大黒柱#2木林優選手。
世界を経験し、更に成長を続ける木林選手にお話を伺った。
――福岡大附大濠高校から筑波大学に進学した理由
一つは、自分の兄が筑波大学で、環境とかチームの全体像とかを教えてくれて、薦めてくれたことです。もう一つは自分が成長できるところだと感じたため進学を決めました。
――昨シーズンを振り返って
昨シーズンは正直何も上手くいかなかったことが多くて、個人的にも上手くいかなかったし、チーム的にも最後まで改善案だったりを見いだせなかったので良くない結果で終わってしまったので、不完全燃焼で悔しい年になりました。
――スプリングトーナメントを振り返って
日本体育大学に負けてしまったんですけれど、日本体育大学が優勝してくれたので自分たち的にはありがたかったです。去年からもそうですけど、留学生のところを留学生がいない自分たちがどう止めるかっていうのが1番大切だと思いますし、日体の留学生もそうですし、ああいう強力なブロッカーがいる中でシュートをどう決めきるかっていう決定力が自分たちにとってこれから大切になってくるかなと思います。
――新人戦で下級生たちの活躍をみて
練習で上級生が相手役をしていたんですけど、大澤とかが率先してコミュニケーションを取っていて、なかなか上手くいかないときもチーム一丸となってまとまっていたので、そのチーム力が1番強かったから新人インカレを優勝することができたのかなって思います。
1年生の副島とか坂本とかの自信はついたのかなって思っていて、今まで遠慮していた部分もあったんですけど、今はもうガツガツやっていますし、コートの中だったら上下関係なくハードにやれていると思うので、そこはすごく良いと思います。
――世界を経験して感じたこと
ユニバでは、相手の決定力が高いなって感じて、USAとかはドライブに対してハードにコンタクトしたんですけど、シュートをスナップをきかせて最後まで決めてきたので、そこの決定力が日本とは違うと思いました。あとはフィジカルの部分もそうですし、フィジカルだけじゃない技術的な部分がかけ離れていると感じました。
李相栢では、実力的な差は無かったと思っていて、自分たちのやりたいことをやれた時間多かったですし、ただ相手の大きさでやられてしまった部分もありました。あとはアウェイの環境で、やりづらい部分もあったんですけど、そこはいい経験になったと思います。
世界相手だと自分より大きい選手を相手することが多かったので、そこでインサイドで攻め切ることが難しいときに外でもらってシュートを決めるだったりドライブで切り込んだりっていうところを大会を通して意識的にやっていて、結構通用する部分もあったのでそこはこれからも継続していきたいなと思います。
――昨年からのチームの変化
去年に比べてみんなが意識して積極的にシュートを打つようになっていて、自分もそうですけど、練習から打てるときはどんどん打つことっていうのを継続的にやっているので、その結果去年より外のシュートが多く入るようになっていると思います。
――リーグ戦を勝ち抜くために欠かせないこと
チーム力だと思います。やっぱり期間が長いですし、どのチームもリーグ後半になってくるとキツくなってくると思うんですよ。そこでキツイときに、試合に出てる5人もそうですけどベンチメンバーも含めて全員が励まし合ってチーム力を高めることが1番大切だと思います。
――自身の目標
今後は、プロで活躍して日本代表を目指してます。
――筑波大学の注目選手
まずは、平田航大です。岩下がケガして、敦也の代わりに試合に出ると思うんですけど、一般入試で入ってきたやつだし、プレッシャーとかもあると思うんですけど、スプリングトーナメントでも結構試合出ていて、練習でも普通に自分たち相手にやれているので実力は十分あるのでやってくれると思います。
あとは、大澤です。あいつはスリーの確率半端ないので、練習からめっちゃ入っていて安定して決めてくれるので、こちらとしてはありがたいシューターだと思います。
最後は、岡川久輝ですね。留学生キラーになるって自分で言っていたので、なってくれることを祈ってます。
――リーグ戦の目標
優勝です。技術的なことでいうとスリーの確率が鍵になってくると思っていて、留学生がいるチーム相手にスリーが入らないと厳しいと思うので、そこの確率が大切だと思います。
昨シーズンの経験を活かし、日々改善を重ね新人インカレ優勝を果たした筑波大学。
リーグ制覇に向け、燃えろ筑波。