2023.08.15

【第99回リーグ戦 注目選手】神奈川大学#25 向奏瑠選手

高い身体能力を持ち、アウトサイド・インサイド問わず得点ができる神奈川大学#25向奏瑠選手。彼のハードなディフェンスはチームを勢いづける。

キャプテンとしてチームが掲げる「HARD WORK」を体現する向選手にお話を伺った。


――前橋育英高校から神奈川大学に進学した理由

もともと大学でバスケをするなら1部の大学でやりたいなと思っていて、その時前橋育英の監督に薦められて、幸嶋さんに連絡とったりしてくれてそこから練習に参加したりして、練習でもみんな仲良くていい練習をしていたので進学を決めました。


――これまでの3年間を振り返って

個人としては、幸嶋さんからもすごい色々なことを教わって、入学当初はドライブを強みとしていたんですけど、スリーを強化していって、今と比べるとプレーの幅も広がって成長できている自覚がありました。チームとしても入学した時は成績も良くなかったんですけど、全員で意識変えて、年を重ねるごとにいいチームになって行っていると思います。


――1番印象に残っている試合は?

去年のリーグの1巡目の明治大学戦です。2巡目のトリプルオーバータイムまで行ったと思うんですけど、1巡目のオーバータイムまで行って、その時は全員が絶対に勝つっていう気持ちで試合に臨めて最終的に勝つことができたのがすごい嬉しくて印象的でしたね。


――スプリングトーナメントを振り返って

個人としては悪くなかったんですけど、チームとしては拮抗してる場面でやるべきことができなかったり焦ってしまったのでやられたと思うので、みんな悔しがっていたので今は危機感持って練習できていると思います。


――大学キャリアを終えた後の目標

実業団に進もうと思っています。


――チームの現状

まだまだこのままじゃいけないなと思います。それはみんな分かってると思うので、全員が気持ち切り替えてやるしかないと思ってます。


――リーグを勝ち抜くために必要なこと

1番はチーム力ですね。チーム力がないと、最初良くても結局バラバラになってしまったりするので、そうなると負けた時ズルズルいってしまうのでそこは全員が同じ意識を持つことができれば、負けてしまったときも切り替えがスムーズにできるとおもうので、絶対にチーム力は必要ですね。


――神奈川大の注目選手

3年の保坂晃毅、中島三千哉、2年の山本愛哉、木村祐誠ですかね。愛哉は、ガードでハンドリングもあって、ちっちゃいんですけどフィニッシュ力もあるので得点を量産できると思います。保坂もスピードがあって爆発力があるのでそこに注目です。祐誠はドライブの切れがすごいのでそこを見てもらいたいです。三千哉は、外のシュートも入るし、見てて楽しいプレーをするので1対1のところを見てもらいたいです。


――リーグ戦での目標

3番ポジションであったり4番ポジションをやったりするので、1試合だけ爆発するのではなくてリーグ戦を通して安定して得点を取れる選手になりたいです。

チームとしてはインカレを出るのはもちろんとして、まずは1巡目で上位に入って2巡目で上のチームと闘えるようにやりたいです。


1部屈指のハードワークをみせる神奈川大学。その雑草魂は観る者を惹きつける。

「PLAY HARD」「NO EXCUSE」「COMPETITION」

その力を証明するときだ。

Writer
松村 昂(マツムラ コウ)

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