一般社団法人関東大学バスケットボール連盟

2023.04.08

【トーナメント注目校】拓殖大学キャプテン神田壮一郎選手

第72回関東大学バスケットボール選手権大会、通称スプリングトーナメントの開幕と共に、大学バスケの2023シーズンが幕を上げる。

スプリングトーナメントはその名の通りトーナメント形式の大会であり、一発勝負で関東の王者を決める。今回は、注目校10校のキャプテンに話を伺った。

第4回は、昨シーズンの悔しさを晴らすため、キャプテンとして拓殖大学を牽引する神田壮一郎選手だ。

--自己紹介をお願いします。

拓殖大学4年、キャプテンの神田壮一郎です。

--大学3年間を振り返ってみていかがですか？

いい形で高校を卒業したんですけど、コロナの影響で1年生の時は思うようにバスケができない環境だったので、試合も全然なくて本当に1年間があっという間に終わって、2年目になって3年目もそうなんですけど、1年からスタートで出させていただいて、けどそれに対してあぐらをかいてたというかあまり危機感のない状態でずっとバスケをやってきて2年の時もそうですし3年でもそうだったんですけど、監督にベンチに下げられる期間はありましたし、そういう期間を経て4年目キャプテンとしてチームに貢献できるような選手になりたいと思いますし、今年は勝たせる立場ではあるので、そこは本当に3年間を通していろんなことを学びましたけどラスト1年勝ち切ることだけにフォーカスしてやっていきたいと思います。

大学生になって自由度が増えたので、高校の時には寮も入ってたし色々な縛りがある中でバスケットをしていて、本当に1日中バスケしてる時間が長かったですし、でも大学生になると自由時間が増えて色んなことに自分で時間を分けられるので、そういったところであまりバスケに集中できてなかった時期もありました。

--昨シーズンを振り返っていかがですか？

リーグ戦で結構勝ち切れた試合もいくつかあったんですけど、最後接戦の状態でも勝ちきれない試合が何個もあったので、インカレで最後大東文化大とやった時みたいに最後離されて終わるっていうシーンがあったので今年はそこを見直していきたいです。

--神田選手がキャプテンに就任された経緯を教えてください。

本当は須藤がやるみたいな感じだったんですけど、学生コーチから神田がやった方がいいんじゃないかって言われて4年生で話して、4年生全員が神田でもいいよと言ってくれたので、やることになりました。

--神田選手が思い浮かべる理想のキャプテン像とは？

やっぱり上から圧力をかけるんじゃなくてみんなの意見も取り入れつつでもしっかりまとめるっていうのが自分の中では理想ですし、怒鳴るとかそういうのじゃなくてみんなで話し合っていい方向に持っていけるのが理想ですね。

--チームの現状はどう捉えていますか？

今練習試合とかも多く入れてもらってまだそんな分からないんですけど、十分手ごたえはある感じなので、あとは細かいところを突き詰めていけば今年の目標であるベスト4には行けるんじゃないかなと可能性は感じてます。

--拓植大学が勝つために欠かせないことは何だと思いますか？

うちは結構小さなミスから一気に崩れていく傾向があるので、細かいところを突き詰めてミスなくというよりかはミスした後の切り替えができていないので、そこを変えていければ流れが悪くなった時でもチームで流れを戻せると思います。

--神田選手自身の将来のビジョンというのはどのように描いてますか？

今のところはBリーグに行きたいなという希望がすごく大きくあって、やっぱりスポーツをやっているからにはプロの選手になりたいなとは思ってます。

--拓植大学の注目ポイントを教えてください。

今年はベンチのメンバーも含めて結構流れを変えてくれるというか、エナジーを出してくれる人たちが多いので、今年は全員がスリーポイントを狙えるので、見ていてワクワクしてもらえるようなプレーができるとは思います。

--拓植大学の注目選手を教えてください。

同じ学年で言ったら、ユセフと須藤じゃないですかね。やっぱ最終学年になりましたし、そこの2人はチームの中心になっているので、そこは頑張ってほしいと思います。3年だったらPGの小森と大石です。うちはガードが少ないので、そういうところでプレッシャーとかあると思うんですけど、学年関係なく思いっきりやってほしいなと思います。