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【トーナメント注目校】山梨学院大学キャプテン 武内理貴選手
第72回関東大学バスケットボール選手権大会、通称スプリングトーナメントの開幕と共に、大学バスケの2023シーズンが幕を上げる。
スプリングトーナメントはその名の通りトーナメント形式の大会であり、一発勝負で関東の王者を決める。今回は、注目校10校のキャプテンに話を伺った。
第5回は、大学トップクラスの得点能力を誇り、山梨学院大学の絶対的エースとしてチームを勝利へと導く武内理貴選手だ。
--自己紹介をお願いします。
山梨学院大学4年の武内理貴です。
--大学3年間を振り返ってみていかがですか?
自分が入学した時は3部だったんですけれど、コロナ禍で大会が無いっていうのもあったんですけど、自分が最高学年になるときに1部昇格ができたので良かったと思います。
高校生までは、やらされているというイメージが大きかったんですけど、大学来て、授業の合間だったり自分の時間を使ってバスケットボールに取り組むことができるようになったし、自主的に練習しようという考え方になりました。
--昨シーズンを振り返っていかがですか?
昨シーズンは新人戦とトーナメント両方6位だったんですけど、3部所属だったチームが1部所属のチームを倒すことができたので、持っている力だったりやってきたことが間違っていなかったというのが分かったし、2部リーグは簡単なリーグではないと思うので、そこで2位という結果を残せたのは良かったと思います。
--武内選手がキャプテンに就任された経緯を教えてください。
3年生の時から4年生の人と2人でキャプテンをしていて、その流れでキャプテンになった感じです。
--武内選手が思い浮かべる理想のキャプテン像とは?
コート外でもそうなんですけれど、一番はコート内でチームが苦しい時間だったりを鼓舞してチームメイトが下を向かないように声掛けをすることは心がけています。
--山梨学院大学が勝つために欠かせないことは何だと思いますか?
山梨学院大はディフェンスのチームなので、点が取れない時間帯でも相手の得点を抑えて自分たちの展開を作っていくっていうのが勝つために必要だと思います。
--武内選手自身の将来のビジョンというのはどのように描いてますか?
今の自分の目標がB1でプレーすることなので、このラストイヤーが大切になると思います。
--特別指定を経験していかがですか?
学生のバスケでは味わえないフィジカルであったり高さであったり、IQっていうのを特別指定の間で経験することができたので、自分のバスケット人生においても大きな財産になったと思います。
--山梨学院大学の注目ポイントを教えてください。
一人が40分プレーするっていうチームではないので、ベンチから出てきた選手がアグレッシブに自分が持っているものをすべてコートの上で出すっていうところに注目してほしいです。
--山梨学院大学の注目選手を教えてください。
1人目は、カボンゴ・ジョナサンです。1年生の頃か一緒にスタートで使ってもらってて、時間がたつにつれ自分とのコンビネーションは高くなっていますし、二人の関係性もとても良いので、チームの為にディフェンスであったりリバウンドを頑張ってもらいたいです。
もう一人は、64番の山田光哉です。4番ポジションなんですけど小柄で、でもサイズがない分体を張ってくれたりミドルシュートが得意なので、チームに欠かせない存在になってると思います。
あとは、野溝です。ガードでサイズも小さいんですけど、ディフェンスでハッスルしてくれる部分が多いのでそこに注目してほしいです。
--最終学年としてトーナメントに臨む意気込みをお願いします。
自分たちは去年6位だったので、その結果よりもいい結果を残せるように新1年生も入ってきたので、チーム全体で一試合一試合勝てるように頑張りたいと思います。
近年、爆発的に好成績を残し、昨年1部昇格を果たした山梨学院大学。絶対的エースである武内選手の活躍に期待が掛かる。