2023.02.23

【学連紹介ウィーク】第3弾 競技部

皆さんは、大学バスケの世界がどのように運営されているかご存知でしょうか?

実は、100校以上が所属するこの関東大学バスケ界、各大学のバスケ部から派遣された学生が中心となって運営させているんです!その運営している学生の団体を、学連といいます!


大会時には、会場の設営だけでなく、各部署に分かれて受付でチケットを販売したり、試合のスタッツを取ったり、会場内で問題がないか監視したりするなど、大会に関わる全てのことを管理しています。


ただ、活動はそれだけではありません!大会が無い時期には、次の大会に向けて体育館を予約したり、渋谷区にある学連事務所にてプログラムを作成したり、資料を作成したりと、事務的な地味な作業が多かったりもします。


学連には様々な大学の人が集まり、大学バスケを盛り上げるために活動しています、それぞれモチベーションは異なりますが、目指していることは一緒です。大会運営に興味がある、学連として活動してみたい方は、ぜひご連絡ください!


学連紹介ウィーク 第3弾は競技部

競技部に所属する、山下学生役員、小寺学生役員、河本学生役員の3人に競技部について答えてもらった。


自己紹介をお願いします。


山下:財務部・競技部を兼任しております。慶應義塾大学3年の山下恒毅(やました こうき)です。日々、世界で一番美味しい二郎ラーメンを探し求めています。


小寺:白鷗大学2年生の小寺香凜です。


河本:流通経済大学1年河本みずきです。


Q.競技部に所属にしたきっかけは?


山下:元々財務部に所属しておりましたが、1年生修了時に人数が不足していた競技部と兼任することになりました。


小寺:大会運営に直接的に関わりたいと思い、競技部にしました。現4年生の先輩に憧れたのも強かったです。


河本:大会運営をする上で、コートでより選手とスタッフの力になりたいと考え競技部を志望しました。



Q.競技部はどういう仕事をする部署ですか?


大会に関わることほぼ全てです。笑

競技日程、組み合わせ、大会要項の立案から、大学・体育館・配信会社とのやりとり。

タイムスケジュール・有観客、無観客の調整を行います。

あとはコーチライセンスや選手登録、外国籍選手の審査なども行います。


Q.競技部の魅力は?


山下:競技部の魅力は大会という事業の土台作りに関われることだと思います。競技部が大会を企画して、会場を確保したり日程表を作成したりすることで、各部署の仕事が始まります。また、大きな仕事として会場とのやりとりを担当することになります。打ち合わせの時に誰もいない体育館から会場のレイアウトやタイムスケジュールを考えて、開催まで辿り着けた時は大きな達成感を味わうことができます。

3Pラインを引く山下


小寺:競技部は大会運営の中心になるので、大会が終わった時の達成感がすごいです。あとは色んな大学のスタッフとコミュニケーションを取れるところです。


河本:各校のスタッフとのコミュニケーションは勿論ですが、会場の責任者の方やバスケットボールに携わる他の団体の方と繋がれる事だと思います。また、多くのバスケットボール関係者と繋がれることに加え、各校のスタッフと仲良くなれることは魅力だと感じます。



Q.仕事をしていて辛かったこと、嬉しかったことは?


山下:仕事をしていて辛かったことは、コロナウイルスと大会開催の兼ね合いを常に考えなければならなかったことです。2年生春の第70回トーナメント選手権大会では体育館を確保して、開催をしようにも出場校に陽性者が発生したり、政府の方針によって延期を余儀なくされることが多々ありました。その度に新しい会場を確保して、開催をしようとするも、また棄権校が出てしまうというイタチごっこの様な状況に陥った時はやりがいを見失いそうになり、苦労をした記憶があります。嬉しかったことは、辛かったことの続きになりますが、70回トーナメントで棄権や延期が相次ぐ中新型コロナウイルスの影響で大学体育館が使用できず、大会規模の縮小を考えていた中で、なんとか決勝戦まで開催できたことです。また、変な話ですが2年生にして初の有観客開催だった為、大会にお客さんが応援に来てることに序盤は不自然さを感じてましたが、決勝戦の熱狂を肌で感じることができた時は、とても嬉しかったです。試合に関しても、タレント揃いの東海大学が圧倒的な強さで優勝すると思われていた中、日本大学がチーム力で優勝をもぎ取ったあの大会は一生忘れるはずがありません。


小寺:2年生になって私が主導で競技部をやらせて頂いているのですが、特にリーグ戦では1・2部が2巡な事もあって大変な事がすごく多かったです。

チーム広報もやりながらだったので笑。コロナの影響もあり、会場やトスアップ時間の変更に伴う対応や、観客の有無など気をつけなくてはいけない部分が沢山ありました。ただ厳しい日程の中で各大学の選手・スタッフが本気で試合に挑んでいる姿を見ていたので辛いと思った事は無いです。

試合当日の短時間で会場を設営した後は達成感と嬉しさがあります。コートがあるのは当たり前なんですけど、これがあってこそ試合ができるんだなあと。学連に入るまでは想像した事がなかったので。


河本:第98回のリーグ戦の期間、思うように各校に連絡ができなかったり、自分の力量が足りなかったりと壁に当たる事が多かったと感じています。

その分、イレギュラーが起きることは多かったですが、周りの力を借りつつも解決できたことはとても嬉しかったです。

チーム広報として試合の写真を撮影する小寺


Q.仕事をしていて一番思い出に残っていることはなんですか?


山下:神奈川県の会場で当日に試合がなくなってしまった時、静岡県のさわやかまでハンバーグを食べに行ったことです。


小寺:沢山ありますが、1つあげるとしたら大変だったリーグ戦で自チームが優勝した事です。自チームだけに限りませんが、各大学のスタッフ・選手も頑張っているからその気持ちに応えられるようにって頑張れた部分が大きかったです。


河本:第98回リーグ戦と第74回インカレに何日か姉が試合観戦をしに現地に足を運んでくれたことが私の1番の思い出です。また、試合観戦終了後に楽しかったという一言が聞けたのは運営をして良かったと思える瞬間でした。


Q.学連の魅力は?


小寺:学連は学生主体の組織です。とはいっても社会に出る一歩手前の大学生という立場で、大人の方と仕事をさせて頂く機会が多くあり、普通の大学生活ではできないような事が経験できます。あとは何より大学バスケに深く関わる事ができます!学生の限られた時間の中でいかに良いものを創れるか、そういった活動の中心になる事で自分自身の成長に繋がっていると思います。


河本:普通の大学生活では関われない様々な人と関わることが出来る事と役員全員で協力して大会運営を成し遂げることが出来るのが大きな魅力だと思います。多くの人とこのやりがいを共有したいと思っています。



興味のある学生、バスケットボール部員がいましたら、学連役員まで声をおかけ下さい。学連事務所までご連絡頂ければ、丁寧に説明させて頂きます。お気軽にお問い合わせ下さい!



<お問い合わせ>

Tell:03-5459-3557

Mail:team.kcbbf@gmail.com

担当者:畠山 幸子


Writer
松村 昂(マツムラ コウ)

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