2023.02.21

【学連紹介ウィーク】第2弾 財務部

皆さんは、大学バスケの世界がどのように運営されているかご存知でしょうか?

実は、100校以上が所属するこの関東大学バスケ界、各大学のバスケ部から派遣された学生が中心となって運営させているんです!その運営している学生の団体を、学連といいます!


大会時には、会場の設営だけでなく、各部署に分かれて受付でチケットを販売したり、試合のスタッツを取ったり、会場内で問題がないか監視したりするなど、大会に関わる全てのことを管理しています。


ただ、活動はそれだけではありません!大会が無い時期には、次の大会に向けて体育館を予約したり、渋谷区にある学連事務所にてプログラムを作成したり、資料を作成したりと、事務的な地味な作業が多かったりもします。


学連には様々な大学の人が集まり、大学バスケを盛り上げるために活動しています、それぞれモチベーションは異なりますが、目指していることは一緒です。大会運営に興味がある、学連として活動してみたい方は、ぜひご連絡ください!


学連紹介ウィーク 第2弾は財務部

財務部に所属する、山下学生役員と常田学生役員、川本学生員の3人に財務部について答えてもらった。


自己紹介をお願いします。


山下:財務部・競技部を兼任しております。慶應義塾大学3年の山下恒毅(やました こうき)です。日々、世界で一番美味しいハンバーグを探し求めています。


常田:明治大学2年常田真由(つねた まゆ)です。最近の悩みは浴室乾燥機では意外と洗濯物が乾かせないことです。


川本:立教大学1年の川本凌大(かわもとりょうた)です。最近はバイト戦士です。


Q.財務部に所属にしたきっかけは?


山下:同じ大学の先輩が元々財務部に所属していた為、それに憧れて財務部に入りました。


常田:自分が連盟入った当時人が必要な部署だったからです。初めは自分に財務ができるか不安でしたが、いまでは楽しく活動しています。


川本:常田さんに誘われたからです。


Q.財務部はどういう仕事をする部署ですか?


財務部は名前の通り、連盟内のお金を管理しています。各大会ではチケット作成も担っています。正確さと責任が伴うので日々緊張感をもって作業に取り組んでいます。一般企業でいうところの経理を担当していることになるので、より本格的な社会勉強をすることができます。普段生活しているだけでは触れることがない金額を扱うこともあるので、日々刺激がたくさんあります。チケット作成の際には、チケットの発注枚数やデザインをすべて担当するので、観客の方一人ひとりの手に渡るものなのでとても注力しています。


Q.財務部の魅力は?


山下:財務部の魅力は学生でありながら、全国規模の大会の開催にはどのような流れでお金が動いているのかを間近で見れることが一番だと考えています。また、大会以外の事業に関しましても、お金が関連するすべての事業に携わることができる為、幅広い経験ができることも魅力の一つです。

学連以外の活動でいえば、日常生活や別の組織での活動において〜をするには〜円くらいかかるというような感覚を養うことができるのは、将来的にも大きなアドバンテージになり得ると思います。会計的な知識は全く無い状態で配属になりましたが、連盟の理事の方々と仕事を一緒にさせていただくことで、会計の考え方の基礎やお金に関する社会人としてのマナー等を、日々勉強させていただいております。


常田:財務部の魅力は、実務的な社会勉強をすることができることです。


川本:基本的に連盟内で発生するお金は全て財務部で管理しているのでお金の管理は財務部でしかできないと思います。



Q.仕事をしていて辛かったこと、嬉しかったことは?


山下:2020年度は1年を通して全ての大会が無観客だった為、売上という概念が存在しませんでした。いくら準備をして運営をしたとしても、利益につながらなかったあの経験は、財務部としてもどかしい時期でした。嬉しかったことは、1年生の時の第72回インカレでは、大会の準備を進めていく中で、直前まで開催ができるかわかりませんでした。そんな中、無観客でしたが開催まで漕ぎ着け、大学の選手達から直接感謝の気持ちを伝えてもらった時は、とても素敵な組織所属していることを実感しました。また、翌年の73回インカレでは無事、有観客で開催することができ、朝からたくさんのお客様にお並びいただけました。行列の動線整理をしている時にお客様から「楽しみ!」といった声や、「準備お疲れ様!」という様なお声がけを頂いた時はとても嬉しかったです。


常田:財務部では、大会前は大会期間中に使用するお金の準備、大会期間中は売上金の管理、大会後は決算と一年を通して活動し続ける部署なので、大会が重なると毎日やることが多くて非常に大変です。過去には銀行に5日連続で行ったこともあります。(笑)ですが、そのような責任を学生時代から経験できることは将来必ず自分の為になりますし、毎日とても楽しいです。また、自分がデザインしたチケットを観客の方が手に取ってくださり、「かっこいい!」と言ってくださった時はとても嬉しかったです。自分が今までデザインしたチケットの中で一番の自信作は第98回リーグ戦の白鷗大学ホームゲームで使用したチケットです。


川本:一言で言うとモチベーションの維持です。大学やアルバイトと並行して行う中で連盟内のモチベーションがみんな同じと言うことはないので連盟に所属しながら他のことに魅力を見出して辞めた同期もいたので一定のモチベーションを保ち続けて仕事をこなし続けるというのは今でも難しいです。

その分自分がした事について褒められたり認められたりすると嬉しいです。


Q.仕事をしていて一番思い出に残っていることはなんですか?


山下:2年生の時の73回インカレ決勝で、会場時間前に500人を超える行列ができていたことです。


常田:昨年度(2022年度)のインカレ決勝が一番の思い出です。満員の代々木で観客の方全員が、自分がデザインをしたチケットを手にしていると考えるだけとてもやりがいを感じることができました。また、観客の方々を向かい入れるための会場を作り上げる一端を担っているということも感慨深かったです。


川本:新人インカレです。新人インカレ自体が2022年度が初めての試みで、自分は1年生なので何もわからない状態から色々教えてもらったこともそうですし、個人としても部署としても模索しながら開催した大会で直接お客さんに感謝や労いの言葉をもらったのは初めてだったのでとても嬉しかったです。


Q.学連の魅力は?


山下:大学バスケの一員になれることです。大学バスケは中学、高校バスケやBリーグのように社会人が運営するのではなく、大学生主体の組織が運営して大学生が試合をします。大会の何ヶ月も前から準備を初め、時には目的を見失いそうになることもありますが、各大学の選手達が日々練習して実力を磨き、全力でぶつかり合う"場所"を作るという経験は4年間という短い大学生活の中で、何にも変え難いものになると信じています。


常田:各大学の垣根を超えた人と人との関わり、大学生活を送っているだけでは味わうことができない刺激や経験を獲得することができるというのが最大の魅力です。将来Bリーグのフロントスタッフになりたい、大学バスケに広く関わりたい、将来のためのキャリア構築をしたいという方にピッタリの連盟です。ともに怒涛の日々を過ごす仲間を心よりお待ちしております!!


川本:人間関係です。もちろん尊敬できる人も逆に苦手な人もいますが色々な人とどれだけお互いにとって良い関係を築くことができるかをこの1年間考え続ける経験ができたことは魅力と言えると個人的には思います。

 


興味のある学生、バスケットボール部員がいましたら、学連役員まで声をおかけ下さい。学連事務所までご連絡頂ければ、丁寧に説明させて頂きます。お気軽にお問い合わせ下さい!



<お問い合わせ>

Tell:03-5459-3557

Mail:team.kcbbf@gmail.com

担当者:畠山 幸子


Writer
松村 昂(マツムラ コウ)

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