2022.05.30

【新人戦注目校】専修大 當山修梧選手『自分のやりたいバスケで勝つ』

 6月6日からルーキーズトーナメントが開幕する。これからチームを牽引する新世代の台頭が期待される本大会。今回は前回大会上位4チームの新人戦キャプテンにインタビューを行った。


 第1回は専修大の當山修梧選手。前回大会から、冷静な判断力と高いハンドリングを武器に主力としてチームを支え、スプリングトーナメント優勝にも貢献した。能力者軍団専修大の司令塔としてチームを勝利へ導く當山選手にお話を伺った。


――専修大学に進学した理由を教えてください。

最初専修大学から声かけられたときに、専修大学を知らなかったんですけど、一つ上の学年に沖縄出身の赤嶺さんがいるんですけど、赤嶺さんから色々お話聞いて自分でもやれるんじゃないかなって思って進学を決めました。


――新人戦・トーナメントを振り返ってみていかがですか?

オフェンス面でもディフェンス面も反省する部分がたくさんありました。ざっくりしてしまうんですけど、試合すると忘れてしまうので試合を重ねて修正していきます。


――新人戦に向けて、どのような練習を行っていますか。

どこに重点においてと聞かれると難しいんですけど、優勝するために練習しています。

トーナメント優勝校としてのプライドがないわけではではないですが、自分はトーナメント優勝したから新人戦も優勝するんじゃないかっていう期待というか、期待されてプレッシャーになるっていうのが一番よくないと思うし、自分がそういうのが嫌なので、プライドとかではなく、どれだけ楽しむかっていうところに重点を置いて、なおかつ勝ちにこだわりたいです。


――練習している中で、新人戦への手ごたえはありますか。

練習の雰囲気はいつもいいですし、本当に楽しいです。自分は、やらされるバスケットとか練習が嫌いなのですが、専修は練習から自分のやりたいバスケができるのでとてもいいです。よく能力者軍団とか言われますけど、やっぱり楽しく色々な自分の個が出せるから能力者軍団になっていくのかなと思います。また、専修はみんなレベルが高いし、能力があると思います。なので、手ごたえはすごい感じます。


――1年生から2年生へと学年があがったことでの変化はありますか?

変化という変化はないです。1年のときも2年のときも自分がしたいバスケをしてきたので、そこはこれからも変わらないと思います。


――當山選手が新人戦のキャプテンに就任した経緯を教えてください。

経緯っていうのがまったくなくて、なんで自分がキャプテンになったのかがよくわからないです。ケニーとかのほうがいい気がしますけど、任されてしまったので頑張ります。


――高校の経験で、大学でも活かせていることはありますか?

出身が福岡第一で、福岡第一が結構速攻主体のチームで、専修もブレイクからオフェンスを創っているので、そこは高校でやってきたことが活きていると思います。それに加えて、専修のスタイルが結構自由度が高くて、自分の持っているスキルとか個性を存分に発揮できるので、そこでも高校の経験はとても活かせています。


――チームの現状としてはいかがですか?

とてもいいと思います。最近1・2年と3・4年で分かれてゲームをしていて、最初はみんなやる気はあるけど流石に勝てないだろうと思っていたんですけど、いざやってみたらなかなか通用していたので、そこでモチベーションはとても上がりました。なので、完璧ではないですけど徐々に仕上がってきているとは思います。


――新人戦への意気込みをお願いします。

優勝目指して頑張ります。

自分あまり人に見られるのが得意じゃないんですよ。スポーツをやるうえで人に見られるのは当たり前なんですけど、周りに評価されるのが好きじゃないので、自分以外の選手を見てもらいたいです。自分はGとして周りをフォローするだけです。


――注目選手を教えてください。

市場ですね。でも、みんな上手なので全員注目選手です。


トーナメントでは、その実力を見せつけた専修大。

選手一人一人の個性を活かし、新人戦優勝を狙う。

Writer
松村 昂(マツムラ コウ)

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