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関東大学バスケットボール連盟

第54回関東大学バスケットボール新人戦決勝戦。3連覇を狙う東海大と10年ぶりの優勝を目指す筑波大の一戦。6月1日に行なわれた選手権大会決勝と同カードとなったこの試合は、序盤から筑波大がリードし東海大が追いかけるという展開。前半は両チーム一進一退となるが、第3ピリオド、筑波大は相手のミスなどから、#6馬場を中心とした速攻で得点すると、第4ピリオド開始早々15点のリードを奪う。あとがない東海大は#4寺園が渾身の3Pシュートを決めるも相手の得点を止められずタイムアップ。69-57と筑波大が勝利し、10年ぶり9度目の優勝となった。

第1ピリオド、筑波大は今大会注目のルーキー#6馬場がジャンパーや連続速攻で加点し、開始4分で12-2と一歩抜け出す。しかしその後、東海大は持ち味の堅いディフェンスで相手の攻撃を封じ、持ち直すと同時に、#33鈴木の3Pシュートと#3大矢のインサイドで連取し追い上げる。18-21、東海大3点ビハインドで第1ピリオド終了。

第2ピリオド、筑波大は#2満田を筆頭に5人全員が活躍し始めると再び点差を広げ、残り2分30秒には、35-25と二桁のリードを得る。ところが東海大は、#35伊藤のフローターショットや#3大矢のゴール下で加点し、点差を縮める。29-35と東海大6点ビハインドで前半を折り返す。

第3ピリオド、筑波大は#6馬場と#17杉浦が連続得点すると、4分間でリードを10とするが、その後の2分間では一転、東海大の連取で5点差まで詰め寄る。残り50秒、筑波大は#46生原と#6馬場を中心に速い展開に持ち込むと、流れに乗り点差を広げ50-42、筑波大8点リードで第4ピリオドへ。

第4ピリオド、筑波大は乗った勢いのまま#6馬場を中心に4連続得点すると、開始3分この試合最大の15点リードを得る。このままでは終われない東海大は残り6分、#4寺園が3Pシュートを決め反撃の狼煙を上げると、#35伊藤がこれに続き、残り2:49には再び#4寺園が3Pシュートを沈め、55-62と7点差まで詰め寄る。しかし筑波大は慌てることなく、ディフェンスからの速攻で得点すると、#76寺部の3Pシュートで試合を決定づける。69-57と筑波大が接戦を制した。