一般社団法人
関東大学バスケットボール連盟

8月24日(土)から11月10日(日)にかけて第95回関東大学バスケットリーグ戦(オータムリーグ)が行われます。約2ヶ月半に及ぶ今シーズン最後の戦いであり、さらに12月の上旬に開催される、第71回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)の出場を懸けた負けられない大会となります。

今回は1部リーグ所属の大東文化大学を代表してキャプテンの#34中村に密着した。大東文化大は、第69回インカレで初優勝を果たし、主力選手が多く残る中、昨年はリーグ戦で惜しくも優勝を逃した。続く第70回インカレ記念大会では、早稲田大に2回戦で敗れ悔しさが残るシーズンとなった。キャプテン#34中村に代わった今シーズンのスプリングトーナメントでは3位と好成績を残した。今大会大東文化大は優勝を果たすことができるか注目である。

今シーズンのチームの現状と課題は？

昨年から試合に出ている選手が多くいるわけではなく、チーム作りからしていく中で最初はうまくいかないこともありました。そこでコミュニケーションを取ることの重要性に気づけたので、今はバスケットをする中でコミュニケーションを取ることを課題として取り組んでいます。

リーグ戦に向けてチームで取り組んでいる練習や意識して行っていることは？

リーグ戦だから新しいことを行なっているわけではなく、春先からディフェンスからの速攻で得点することは変わらず継続して練習しています。また、その中で大東文化大の強みである#15モッチや#39アビブらを活かしてプレイをするようにしています。

キャプテンのリーグ戦にかける想いとは…

昨年悔しい結果で終わっているので、ラストイヤーである今大会はさらに強い気持ちで取り組んでいくこと。また、インカレに繋がるようにリーグ戦でもっと個人的にもチーム的にも強く成長できたら良いなって思っています。

今後のチームの目標は？

リーグ戦優勝、インカレ優勝です。この目標を達成するために小さな課題をどんどん解決して目標に近づいてやっていければ良いなって思います。また、応援されるチームになりたいって考えているので、そうなるためには僕だけではなく4年生たちの力も必要になってくるのでみんなで力を合わせてやっていければ良いなって思います。

注目選手、注目して欲しいプレイは？

#25高木、#81後藤です。オフェンスではすごくアグレッシブに活躍し、ディフェンスでは泥臭くプレイをしてくれるので、とても信頼している選手たちです。大東文化大の見所は、先程も伝えたように激しいディフェンスからの速攻なので、そこを注目して見て欲しいです。

#34中村は今シーズンU22の代表選手として選抜されており、「第42回李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会」に出場し、彼自身初めて日の丸を背負ってのプレイだった。その時の#34中村の心境は「自分よりも上手い選手と練習できたことはとても良い刺激となりました。自分のレベルを改めて認識できたこと、成長にも繋がりました。ただ、緊張していたこともあり自分の力を全て出し切ることが出来なかったことはすごく後悔しています。」と語った。昨年よりも一皮剥けた#34中村はチームを優勝に導けるか注目である。