コラム・動画
オータムリーグ に向けて〜キャプテンたちの想い〜
8月24日(土)から11月10日(日)にかけて第95回関東大学バスケットリーグ戦(オータムリーグ)が行われます。約2ヶ月半に及ぶ今シーズン最後の戦いであり、さらに12月の上旬に開催される、第71回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)の出場を懸けた負けられない大会となります。
今回は1部リーグ所属の神奈川大学を代表して#6尾形に密着した。神奈川大学は昨シーズンのリーグ戦では、競り試合に勝ちきる事ができず、悔しい試合が続き8勝14敗と9位で入れ替え戦に出場した。入れ替え戦では国士舘大学と大接戦の試合を繰り広げ、辛くも勝ち越すことができた。インカレでは青山学院大学に3点差で惜しくも敗れ、ベスト16で昨シーズンを終えた。今シーズンはエース#75小酒部が日本代表選手となり、そこでの経験を活かしてさらに力をつけ、チームの中心となりリーグ戦に挑む。
今シーズンのチームの現状と課題は?
昨年の4年生は実力があり、チームの大黒柱として活躍していたので、今年は昨年の練習以上にハードにやらなければならないと感じています。スプリングトーナメントでは筑波大学に20点差で負けてしまったので、この夏が勝負だと思っています。
リーグ戦に向けてチームで取り組んでいる練習や意識して行っていることは?
スプリングトーナメントではディフェンスのローテーションの際にコミュニケーションが足りず簡単に得点を奪われてしまったので、練習中から各チームでコミュニケーションをとるようにしています。
ゲームキャプテンとしてリーグ戦にかける想いとは…
3年間先輩の背中を追いかけてバスケットを続けて来ました。自分が尊敬していた先輩のように後輩たちを引っ張って、来年も1部リーグで試合をしてもらいたいので、今大会も1部リーグに残留して来年に引き継いでいきたいです。
今後のチームの目標は?
インカレ優勝です!
注目選手、注目して欲しいプレイは?
日本代表に選ばれた#75小酒部です。代表活動を通して他の大学の選手たちと練習や試合を行って一皮剥けて帰って来ました。身体も強くなって、スキルもさらに磨かれているので注目して欲しいです。神奈川大学はオフェンスよりディフェンスのチームだと思っているので、一つ一つのプレイの質やディフェンスの強度は昨年よりさらに上がっていると思うので注目して欲しいです。
幸嶋 謙二監督率いる神奈川大学は、とにかく走るバスケットというイメージが強い。練習を覗いてみても、イメージとそのままにスリーメンや速攻の練習に取り組んでいた。#6尾形はゲームキャプテンとしてチームを支えており、「今年は4年生が少なく、下級生の力は欠かせない。とくに#75小酒部は代表から帰ってきて本当にうまくなって逞しくなった。」と語る。エースの存在はもちろん、リーグ戦は22試合と長期に渡るため他の選手たちの力もなくてはならない。泥臭いプレイと走るバスケットでリーグ戦も神奈川大学から目が離せない。