一般社団法人
関東大学バスケットボール連盟

リーグ戦第13節、大東文化大と早稲田大の一戦。序盤、落ち着いた試合展開となるが、内外でテンポよく得点した大東文化大が一歩リードする。追いつきたい早稲田大はオールコートディフェンスで相手のターンオーバーを誘発するが、大東文化大の素早いパス回しで破られ巻き返せず。大東文化大が大幅にリードしたまま前半を折り返す。第3ピリオド、大東文化大は#20ビーがゴール下で確実に得点し点差を20まで広げる。後がない早稲田大は第4ピリオド、3Pシュートが立て続けに決まると、#7石原のフリースローで逆転に成功するが、大東文化大も意地を見せ、#12熊谷が3Pシュートを何とか沈め同点とする。試合はオーバータイムへもつれ込む。オーバータイム、先手を打ったのは早稲田大、#41小室がゴール下やアウトサイドシュートと躍動し点差を7とする。対する大東文化大は#12熊谷の多彩なアシストが繰り出され、#20ビーが確実に得点へと結びつける。一進一退の攻防が続く中、残り3秒、大東文化大は#20ビーが華麗なペネトレイトを沈め、万事休す。94-92、大東文化大が勝利し、リーグ戦6つ目の白星を挙げた。

第1ピリオド、序盤、両チームとも落ち着いた立ち上がりを見せる。早稲田大は、#41小室のリバウンドを起点にシュートチャンスを掴み、#18森井のアシストと3Pシュートでリードを奪う。対する大東文化大は#12熊谷のゲームメイクにより内外バランスよく得点し、残り2分、#0葛原のゴール下で同点とする。勢いに乗った大東文化大は#12熊谷が立て続けに3Pシュートを沈め早稲田大を突き放しにかかる。19-13、大東文化大が一歩リードし第1ピリオド終了。

第2ピリオド、開始早々勢いに乗った大東文化大が早稲田大のオールコートディフェンスを破り、点差を広げる。中盤、両チームとも決めては決め返し、点差が動かないまま時間だけが過ぎていく。終盤、早稲田大は攻めのディフェンスが仇となり、ファウルトラブルに見舞われ相手にフリースローを許してしまうが、セットオフェンスで決め返し大東文化大に食らいつく。43-30、大東文化大がリードを広げ前半を折り返す。

第3ピリオド、前半に続き決めては決め返す展開となる。早稲田大は、#18森井、#7石原らガード陣が果敢に切れ込むも、決め切ることができず点差は縮まらない。中盤、大東文化大は早稲田大の粘り強いディフェンスに対し、素早いパス回しでディフェンスの穴を作り、ゴール下で#20ビーが確実に得点。じわりじわりと点差を離しにかかる。残り1分半、大東文化大は#91ビリシベがペネトレイトで点差を20点以上つけると、フリースローを確実に沈める。66-45、大東文化大が早稲田大を突き放し第3ピリオド終了。

第4ピリオド、巻き返しを図る早稲田大が猛攻をかける。序盤、早稲田大は引き続き粘りのディフェンスを見せ、相手のターンオーバーを誘発すると#18森井の多彩なアシストや#41小室の3Pシュートで得点する。対する大東文化大は#20ビーがゴール下を支配し、安定して得点を重ねる。終盤、早稲田大は3Pシュートが立て続けに4本決まり、点差を一気に返すと#7石原のフリースローで逆転に成功、#41小室のリバウンドショットでリードを3に広げる。残り3秒、大東文化大は思わずタイムアウトを請求。タイムアウト後、後がない大東文化大は#12熊谷がスローインから3Pシュートを何とか沈め、試合を振り出しへと戻す。77-77、早稲田大が巻き返しに成功し勝負はオーバータイムへもつれ込む。

オーバータイム、最初に得点したのは早稲田大。第4ピリオドの勢いそのままに#7石原のペネトレイトで得点すると、内外バランスよく得点していき大東文化大を突き放す。終盤、大東文化大はパスでディフェンスを大きく揺さぶり、#23奥住が3Pシュートを沈めると、#12熊谷のアシストにより#20ビーがゴール下で連続で得点し逆転に成功するが、大東文化大はファウルトラブルに見舞われる。早稲田大は冷静にフリースローを沈め、残り3秒で同点とするが大東文化大は#20ビーが意地を見せペネトレイトで得点し、万事休す。94-92、大東文化大が勝利し、リーグ戦6つ目の白星を挙げた。