一般社団法人
関東大学バスケットボール連盟

大東文化大と早稲田大の一戦。第1ピリオド序盤は、大東文化大がペネトレイトから相手のファウルを引き出し、フリースローで得点し波に乗るが、中盤に入ると状況は一転。早稲田大は高確率の外角シュートから息を吹き返すと、第1ピリオド終了時には逆転に成功し、その後は早稲田大が終始リードを保つ。第4ピリオド、10点ビハインドで迎えた大東文化大は、ペネトレイトからインサイドで合わせ、反撃の狼煙を上げるも、ここぞというタイミングでミスが連続し自滅。最後は早稲田大が連続ジャンパーで押し切り、試合終了。早稲田大が5試合ぶりの勝利を飾り、リーグ戦成績を2勝11敗とした。

　第1ピリオド、序盤、両チーム点が入らず重い立ち上がりとなるが、大東文化大が積極的なペネトレイトから、フリースローで加点しリードする。しかし中盤から、早稲田大は#21河上がジャンパーを沈めると勢いづき、速攻や3Pシュートで逆転すると、14-11、早稲田大リードで第1ピリオド終了。

　第2ピリオド、序盤、早稲田大は#21河上のジャンパーやペネトレイトで得点を量産し、流れを掴む。しかし中盤、早稲田大はファウルトラブルで失速すると大東文化大が追い上げる。大東文化大は#86小野寺のポストプレイや、キックアウトからのアウトサイドシュートで得点し、1点差へと詰め寄る。ところが終盤、早稲田大はエースの穴を全員で補う多彩な攻撃を見せ、36-31と早稲田大が僅かにリードを広げ前半を折り返す。

　第3ピリオド、早稲田大はポストプレイとペネトレイトで加点しリズムに乗ると、残り5分には#11河合が、この日3本目となる3Pシュートで11点差、その後も加点し続けリードを16まで広げる。対する大東文化大は攻め手が見つからず、4連続ターンオーバーと完全に失速するが、終盤、セカンドチャンスを多数奪い、じわじわと点差を縮め、42-52、大東文化大10点ビハインドで最終ピリオドへ

　第4ピリオド、開始早々、大東文化大は#30鈴木のペネトレイトを起点として、合わせで得点し8点差まで詰め寄ると、その後は一進一退の展開が続く。中盤、大東文化大が連続シュートミスから連続ファウルでフリースローを与えると、早稲田大はこれを落ち着いて沈め再びリードを二桁とする。終盤、早稲田大は#21河上が3連続ジャンパーを沈めとどめを刺し、試合終了。73-57で早稲田大が勝利した。