一般社団法人
関東大学バスケットボール連盟

リーグ戦第7節、未だ全勝同士の東海大と拓殖大の一戦。序盤は両チーム外角シュートが良く決まり、一進一退の展開となる。しかし第3ピリオド、拓殖大が相手の堅守を前に攻めあぐね、失速している間に、東海大は高確率で3Pシュートを沈め、20のリードを奪うと、その後は危なげなくリードを保ち快勝。80-59と東海大がリーグ戦7連勝を飾り、この全勝対決は幕を閉じた。

　第1ピリオド、開始早々、東海大は#51須田の連続ジャンパーで先制するが、拓殖大も#99赤石が合わせのプレイで活躍し、両者譲らない。しかし中盤、東海大はエース#24田中が連続7得点を挙げるとリードする。終盤、拓殖大は#40藤井の得点、アシストにより喰らいつき、第1ピリオド終了。23-17で東海大が6点リードで第2ピリオドへ。

　第2ピリオド、序盤、拓殖大は#39成田や#14大垣のジャンパーで得点を連取し、残り6:10には26-25と逆転に成功する。しかし終盤にかけて、東海大も#18和田や#8藤永が高い確率でジャンパーを沈めると、尻上がりに調子を上げ再び逆転、37-32と東海大5点リードで前半を折り返す。

　第3ピリオド、拓殖大はターンオーバーやシュートミスが続き、開始3分間無得点と沈黙。その間に東海大は、3Pシュートと合わせのプレイでテンポ良く得点を積み重ね、リードを二桁に広げる。東海大は、その後も攻撃の手を休めること無く高確率で外角シュートを沈め、このピリオドのスコアを29-9と圧倒し、試合を決定づける。66-41、東海大が大幅にリードを広げ第3ピリオド終了。

　第4ピリオド、大差をつけられた拓殖大は、#14大垣が一人奮起し得点を奪い点差をじわじわと縮めていく。対する東海大は、リザーブメンバーを出場させながらも、相手に負けじとセカンドチャンスで粘り、点差を元に戻す。終盤に至ってもこの展開は変わらず、80-59、東海大が快勝した。