一般社団法人
関東大学バスケットボール連盟

   第98回関東大学バスケットボールリーグ戦第10節、筑波大学対専修大学の一戦。序盤は専修大リードかと思われたが、第2クォーター筑波大が素晴らしいディフェンスからの早い速攻で流れを掴みリードを取り返し、27対23筑波大リードで前半を終えた。後半、専修大#13スティーブがペイントエリアで圧倒的存在感を発揮。専修大は第3クォーター終了時47対47で同点に追いつく。最終クォーター、緊迫した試合展開が続く中、専修大は#16浅野の猛烈なダンク、続いて#13スティーブの速攻での豪快なダンクで流れを一気に引き寄せる。筑波大も粘り強く戦ったが惜しくも一歩届かず。66対56で専修大が白星を挙げ、リーグ戦の戦績を10勝0敗とした。

   第1クォーター、開始早々筑波大は#7浅井がスティールから速攻を決め先制点を獲得。途中、両者ともに得点が止まる苦しい時間帯が続いたが、均衡を破ったのは専修大。#12市場のドライブや#0ケイタのペイントアタックで筑波大を突き放しにかかる。一方の筑波大は専修大の堅いディフェンスに苦しみ得点が止まってしまい、3対12専修大リードで第1クォーター終了。

   第2クォーター、筑波大は#28浅井の合わせ、激しいディフェンスから相手のボールを奪ってからの#13岩下のレイアップで一気に試合の主導権を握る。さらにここで筑波大が粘り強いディフェンス、オフェンスリバウンドで流れを引き寄せ、同点まで追いつく。専修大はここで流れを食い止めたいところだが、ターンオーバーが目立ち流れを譲ってしまい、27対23で筑波大がリードを奪い、後半へ折り返す。

   第3クォーター、専修大は#13スティーブがペイントエリアで得点を量産し逆転。さらに#16浅野がバスケットカウントを獲得し、畳み掛ける。反対に筑波は思うように得点が伸びず、苦しい時間帯が続いたが、#28浅井がバスケットカウントを獲得し、一点差まで迫り、#19間山のポストプレイで逆転。しかしここで専修大#0ケイタがバスケットカウントを獲得し、流れを譲らない。結果的に、43対43で専修大が筑波大に追いつく形となった。

   第4クォーター、序盤から筑波大が綺麗な形からのイージーバスケットを決め、流れを作る。しかし、専修大が筑波大のターンオーバーからのブレイクで得点を重ね、逆転。筑波大は果敢にペイントアタックをするが、専修大#0ケイタが渾身のブロックでシュートを阻む。筑波大も反撃しようとするが、専修大の勢いは止まらず、66対56で専修大が勝利を収めた。