一般社団法人
関東大学バスケットボール連盟

　リーグ戦第4節、日本体育大学と法政大学の一戦。序盤、速攻から流れをつかんだ日本体育大が先行する。遅れる法政大も内外と的を絞らせないオフェンスで追いかける。しかし、後半に入ると法政大の攻撃に火が付き、逆転に成功する。巻き返したい日本体育大であったが、法政大の勢いは止まらず、勝負あり。89－82、法政大が勝利し今大会、初勝利を挙げた。

　第1クォーター、開始から一進一退の攻防が繰り広げられる。日本体育大は#21クリスティンのインサイド、#33遠藤、#28井手らの3Pシュートなどで加点するのに対し、法政大は#34濱田の3Pシュートや#15米山のドライブインなどで加点する。その後、日本体育大は速攻からリズムをつかみ、#21クリスティン、#28井手らの加点で先行する。20－15、日本体育大がリードを得て、第1クォーター終了。

　第2クォーター、日本体育大は#50バムを中心に加点し、法政大を突き放しにかかる。対する法政大は#51金本のドライブインや#30水野の3Pシュートなどで加点し、何とか食らいつく。後半も取られたら取り返す点の取り合いとなり拮抗、点差は大きく変わらず、時間が経過する。46－40、依然日本体育大リードで前半を折り返す。

　第3クォーター、日本体育大は#3大浦の3Pシュートや#21クリスティンのゴール下などで加点し、リードを広げる。法政大は果敢にアタックするもなかなか得点することができない。しかし後半、法政大は#31戸井、#1川島らの連続バスケットカウント、#30水野の3Pシュートなどで怒涛の追い上げを見せ、逆転に成功する。65－64、法政大が逆転し、最終クォーターへ。

　第4クォーター、法政大は#30水野の連続得点や#14小野の速攻などで加点し、リードを広げる。対する日本体育大は法政大の勢いを前に攻撃が委縮、苦しい展開に。後がない日本体育大は#21クリスティン、#3大浦らが積極的にアタックするも法政大の攻撃の勢いは止まらず、そのままタイムアップ。89－82、法政大が見事逆転し、勝利した。