2019.08.20

オータムリーグ に向けて〜キャプテンたちの想い〜

8月24日(土)から11月10日(日)にかけて第95回関東大学バスケットリーグ戦(オータムリーグ)が行われます。約2ヶ月半に及ぶ今シーズン最後の戦いであり、さらに12月の上旬に開催される、第71回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)の出場を懸けた負けられない大会となります。


今回は1部リーグ所属の法政大学を代表してキャプテンの#15米山に密着した。法政大は4年前に1部リーグで試合したものの、その後3部リーグまで降格した。しかし法政大の意地を見せ、今シーズン1部リーグへ復活を果たした。昨シーズンを振り返ると2部リーグで18勝4敗と好成績を残し、自動昇格を果たした。今シーズンも勢いに乗る法政大は1部リーグで上位進出を果たすことが出来るか注目だ。


今シーズンのチームの現状と課題は?

昨シーズンから主力で試合に出場している選手が多い中で、自分たちは1部リーグでのプレイ経験がなく、2部リーグの試合で満足している部分があります。なので、1部リーグとの差をこの夏休みの練習でしっかり埋めていこうと思ってます。


リーグ戦に向けてチームで取り組んでいる練習や意識して行っていることは?

合わせのプレイを重点的に練習するようにコーチが組んでくれています。今までのプレイより精度を上げられるようにしていますね。1部リーグは外国人選手が多くいる中で、体の当たりは強くないと戦っていけないと思うんですよね。1対1で攻撃するよりかは、ハーフコートオフェンスでしっかり得点に繋げられるようにプレイしていきたいです。あとは、粘り強くディフェンスして、トランジションの速い攻撃で得点を簡単にとるってことが法政大のコンセプトとして一番やらなければならないことだとチームで認識しています。


キャプテンのリーグ戦にかける想いとは…

自分たちで考えてプレイをすることが一番理想的だと思うので、みんなが一つの目標に向かって同じ考え方をして同じプロセスを辿って勝ちに向かっていけるかが大事だと思っています。ここぞと言う場面ではキャプテンシーを発揮できるように頑張りたいと思います。


今後のチームの目標は?

インカレに出場して、ベスト8以上の成績を残すことです。昨シーズンのインカレでは簡単なミスで相手にチャンスを与えてしまったことが敗因だと考えました。今シーズンは自分たちの流れを持っていけるように、ミスを減らして安定したバスケットをできるようにしたいです。個人的には、怪我で途中抜けてしまったので怪我をしない強い身体を作って戦いたいです。


注目選手、注目して欲しいプレイは?

#30水野です。3年生になってチームを引っ張ろうとしている姿勢や自分の役割をしっかり果たしてくれるので、とても信頼しています。ガードとしてもハーフコートのオフェンスのセレクトなど#30水野がチームの鍵になると思います。


法政大は指導者がいる環境の中でも、自主性を尊重し学生コーチと選手が互いにコミュニケーションを取りながら明るい雰囲気で練習を行っていた。キャプテン#15米山は「自分たちは初めての1部リーグでの試合をするので、自分たちらしさを忘れないこと。課題とすることを練習で克服して、常に挑戦し続けていこうと思っています。」と語った。今大会、#15米山のリーダーシップとノリの良さでチームを引っ張っていく姿に注目だ。

Writer
宇留島 萌(ウルシマ モエ)

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