2019.08.09

オータムリーグ に向けて〜キャプテンたちの想い〜

8月24日(土)から11月10日(日)にかけて第95回関東大学バスケットリーグ戦(オータムリーグ)が行われます。約2ヶ月半に及ぶ今シーズン最後の戦いであり、さらに12月の上旬に開催される、第71回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)の出場を懸けた負けられない大会となります。


今回は2部リーグ所属の中央大学を代表して#33三上に密着した。昨シーズンを振り返ると、スプリングトーナメントでは明治大学、日本大学さらに白鷗大学と1点差という白熱した試合に見事勝利し、準優勝を飾った。リーグ戦では8年ぶりの1部リーグで試合を行ったものの、5勝17敗と思うような結果が出せず自動降格となってしまった。今シーズン、新たな気持ちで2部リーグからのスタートを切る。昨年の経験を活かし、キャプテン#33三上を筆頭に1部リーグ復帰を目指して戦う。


今シーズンのチームの現状と課題は?

昨年のチームは4年生が主力となり試合を進めていましたが、今シーズンは、力が出せずオフェンス力で勝ち切るというよりはチーム全体でディフェンスに力を入れようと考えているので、この夏はディフェンス練習をハードに行っています。


リーグ戦に向けてチームで取り組んでいる練習や意識して行っていることは?

ディフェンスの部分でボールマンへのプレッシャー、ダブルチーム、ヘルプのポジションを確認しながら徹底してディフェンスの練習に取り組んでいます。昨年よりもオフェンス力がない分、とにかくディフェンスを頑張ろうってチームで話していますね。あとは、ひたすら身体をトレーニングしてます。



キャプテンのリーグ戦にかける想いとは…

学生主体で中央大学は毎年取り組んでいます。その中でスカウティングも分担して行っているんですけど、4年生の引っ張る力はまだまだなので、もっとリーダーシップを発揮してプレイするように意識しています。自分が怪我で今シーズン試合に絡めないことが多かったので、他の4年生もうまくいかない時期もありました…。スプリングトーナメントではチームとして思うような結果が出せず、新人戦でも日本体育大学に敗れてしまい悔しかったです。それでも、自分が怪我していた時は自分にできることをしっかりやらなきゃいけないという思いで過ごしていました。チームをまた1部に上げることが自分のやるべきことだと思っているので、それに向けてキャプテンとして引っ張っていきたいです。


今後のチームの目標は?

まずはリーグ戦で結果を残して、1部に復帰すること。そしてその後にあるインカレで勝ち進むことですね。リーグ戦は長いので戦い続けられる力をこの夏でつけていきたいです。


注目選手、注目して欲しいプレイは?

#71沼倉の泥臭いリバウンドやゴール下のプレイです。攻守ともに運動量もチーム1だと思うので、彼はチームの支えだと思います。あとは#22足立も泥臭いプレイでチームに勢いを与えてくれる選手だと思っているので、この二人のようなプレイをみんなができればもっと強くなると思います。


中央大学の昨年の印象は、中村や鶴巻(2018年度卒)が圧倒的な得点力を誇るものだった。しかし、リーグ戦では苦しい展開が続き、2部降格を余儀無くされた。新シーズンは気持ちを新たに、キャプテン#33三上を中心にディフェンスを徹底して勝ちに行くことを決意した。学生主体で毎年取り組んでいる中央大学は、4年生の仲が良く風通しの良い雰囲気づくりを心がけ、後輩の意見も取り入れるようにしている。#33三上自身も怪我に悩まされ、練習に参加できない期間が続くも外から声をかけるよう日々過ごしていたと言う。8月末から開催されるリーグ戦での彼らの活躍に期待したい。

Writer
宇留島 萌(ウルシマ モエ)

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