2017.09.08

第93回関東大学バスケットボールリーグ戦 1部リーグいよいよ明日開幕

9月2日より第93回関東大学バスケットボールリーグ戦が開幕、2部〜5部リーグの試合がスタート。いよいよ1部リーグの開幕前日となった本日は各チームの展望をお届け致します。


 関東トーナメントでは圧倒的な強さを見せた筑波大。名実共に大学No. 1プレイヤーの呼び声高い#17杉浦、今年7月の日本学生選抜大会で最優秀選手賞に輝いた#4青木(保)、U19日本代表の主力を担った#11増田など豊富な戦力を誇る。絶対的エース#6馬場雄大のアルバルク東京加入により、戦力ダウンは否めないが、王者のプライドを胸に連覇へと挑む。その筑波大と開幕戦を戦うのは日本大。抜群の運動量とキャプテンシーが光る#6新号を筆頭に、高いシュート力と勝負強さでチームを牽引する#44松脇、#10杉本の二枚看板に加えて、#48ジャワラ、#0ケイタのツインタワーは脅威となるだろう。王者・筑波大相手に開幕戦からアップセット、そして上位進出となるか。

 関東トーナメント準優勝の白鷗大。関東屈指のオフェンシブプレイヤー#0野﨑、鋭いドライブと正確無比のシュートが武器の#21神里がチームを牽引。また、圧倒的な高さを生かしたプレイが売りの#75シェッハなど実力あるメンバーが揃う。持ち前の勝負強さを武器に悲願の初優勝となるか。対するは、古豪・早稲田大。正確無比なアシストパスが魅力の#18森井、高確率のアウトサイドシュートが武器のエースシューター#8新川、豊富な運動量とガッツ溢れるプレイでチームを鼓舞する#21南木ら戦力は十分か。持ち前のラン&ガンで上位の座を虎視眈々と狙う。

 次いで、王座奪還を狙う東海大。U24男子日本代表で活躍した#23佐藤、力強いインサイドプレイと献身的なディフェンスでチームを牽引する若き大黒柱#25平岩。新人戦でチームを優勝に導いた期待のルーキー#19西田らを中心に新人選手にも注目。今大会2年越しの王座奪還を狙う。対するは昨年辛くも残留を決めた明治大、U24日本代表を経験し、大学No.1ガードへと成長を遂げた#2齋藤を軸に、鋭いドライブと巧みな身のこなしでフィニッシャーを担う#32吉川、しなやかなインサイドプレイと自慢の脚力でチームを支える#28今川らに期待がかかる。明治大の武器である緻密なバスケットで優勝争いに食い込めるか。

 今大会最大のダークフォースとして注目が集まるのは大東文化大。多彩なドリブルワークに加えて正確無比なミドルシュートが武器の#12熊谷、インサイドの要#15モッチ、高い身体能力が売りの#91ビリシベなど戦力は十分。トーナメント躍進の勢いそのままに昇格後初めてのリーグ戦で優勝を狙う。対する青山学院大はトーナメントのリベンジを狙う。堅実なプレイが売りの#6木田、クレバーなオフェンスが武器の若きエース#21納見、豪快なリバウンドと力強いインサイドプレイが持ち味の#37ダニエルなど下級生の活躍にも期待が集まる。開幕スタートダッシュとなるか。

 昨年4位の専修大、抜群の身体能力を生かした超攻撃型PG#11秋山を筆頭に、類稀なるバスケットセンスでチームを牽引する次世代のエース#34盛實、強靭な体と豪快なダンクシュートで会場を沸かす#30フィリップらタレントが揃う。オフェンシブなバスケットで上位に食い込むことは出来るか。対する拓殖大は#13阿部、#11山崎のバックコート陣に加えて、ルーキーながら得点やリバウンドでチームを支える#23ドゥドゥ、鋭いドライブを起点に得点を量産する期待のルーキー#2岡田らの活躍が勝利のカギを握るであろう。


王者・筑波大の連覇となるか、それを追撃し頂点に輝くチームは現れるのか。群雄割拠の1部リーグ、最後に笑うのはどのチームか。見る人をワクワクさせるような、学生らしさ溢れるプレイをぜひ会場で。

第93回関東大学バスケットボールリーグ戦 1部リーグ、いよいよ明日開幕!

Writer
齊藤 尋太郎(サイトウ ジンタロウ)

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